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【箱根駅伝】順大が2年ぶりシード届かず 残り約1キロで力尽き… 予選会では1秒差で出場権つかむも

スポーツ報知 / 2025年1月3日 14時0分

10区を11位でゴールした順大・古川達也(カメラ・頓所美代子)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路  (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 10位で鶴見中継所をスタートした順大が、2年ぶりのシード権に届かなかった。総合11位(速報値)でゴールテープを切った。11年の国学院大と城西大の3秒、93年の順大と日体大の4秒、61年の順大と国士舘大の5秒に続く、歴代4位タイの僅差での争いだった。

 シード圏外の往路13位から復路で巻き返しを誓って出た。6区・林龍正(2年)の走りで11位まで迫ると、7区の吉岡大翔(2年)が大健闘。区間2位タイの1時間2分21秒の力走でシード圏内の8位に押し上げた。いい流れをつかむと、8区の荒巻琢登(2年)も順位をキープ。9区の石岡大侑(3年)が圏内ギリギリの10位に順位を落とし、10区の古川達也(2年)。6キロ手前まで東洋大、東京国際大と暫定9位で並んで走った。中盤は帝京大に追いつき、終盤まで東洋大、東京国際大と4大学で火花を散らしたが、残り約1キロ付近でスパートをかけた東京国際大、続いた帝京大、東洋大についていけず、わずか7秒差でシード圏内の10位にわずかに届かなかった。

 23年は5位に入るも、昨年の100回大会は17位でシード落ち。10月の予選会では、11時間1分25秒の10位ギリギリで通過し、14年連続66回目の出場を決めた。予選会11位の東農大とは、06年予選会の国士舘大と拓大に並ぶ歴代最小差の1秒差だった。予選会からはい上がった伝統のなす紺のユニホームだったが、最後に僅差で屈した。

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