【高校ラグビー】国学院栃木、Ａシードの石見智翠館破って３大会ぶり４強進出

後半、国学院栃木・６番・下境洋（中下）がトライを決め、フィフティーンは大喜び（カメラ・朝田　秀司）

◆全国高校ラグビー第５日　▽準々決勝　国学院栃木１２―０石見智翠館（３日・花園）

　国学院栃木が石見智翠館を下し、準Ｖに輝いた第１０１回大会以来、３大会ぶりの４強入りを果たした。

　前半は５分、ＣＴＢ根岸悠羽（２年）が幸先良くトライを決めると、Ａシードの相手に自由な攻撃を許さず、７―０で試合を折り返した。

　後半も１８分にフランカー下境洋（ひろ、３年）がラインアウトモールからトライを決めて点差を広げた。守備でも終始粘り強く食らいつき、無失点で試合を終えた。初優勝へ向けて、準決勝も乗り越える。