【箱根駅伝】早くも第102回大会を占う 青学大、駒大、国学院大、早大、中大の5強が優勝争いか
スポーツ報知 / 2025年1月3日 16時39分
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
往路優勝の青学大が復路でも新記録の2位と安定した強さを発揮し、10時間41分19秒の新記録で、2年連続8度目の総合優勝を果たした。2分48秒差の総合2位は駒大だった。駒大は5時間20分50秒の新記録で復路優勝した。総合3位は国学院大、総合4位は早大、総合5位は中大だった。1年後の第102回の優勝争いと戦力を早くも占う。
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今季の大学駅伝は青学大、駒大、国学院大の3強だった。出雲駅伝、全日本大学駅伝はいずれも国学院大が優勝、駒大が2位、青学大が3位。箱根駅伝は青学大が優勝、駒大が2位、国学院大が3位。3強が3位までを占めた。
102回箱根駅伝は、この3校に早大、中大が加わり、5強の争いになると見込まれる。
連覇を果たした青学大は今回のVメンバーのうち、1区10位の宇田川瞬矢(3年)、2区区間新記録で3位のエース黒田朝日(3年)、8区区間賞の塩出翔太(3年)、10区区間賞の小河原陽琉(1年)が残る。しかし、4区区間賞の太田蒼生(4年)、5区と6区の山区間で区間新記録をマークした若林宏樹(4年)と野村昭夢(4年)の穴はやはり大きい。3連覇のためには、黒田朝と並ぶエースと山のスペシャリストの台頭が不可欠だ。
今回2位の駒大は出場10人のうち卒業するのはエースの篠原倖太朗(4年)だけ。篠原の存在は大きいが、9人の経験者が残ることは青学大に対して優位だ。復路優勝も自信になるだろう。佐藤圭汰(3年)、山川拓馬(3年)、伊藤蒼唯(3年)がトリプルエース。佐藤が1区か2区か3区、山川が2区か5区を担うことが予想される。
今回3位の国学院大は大エースの平林清澄(4年)が抜ける。4区2位の青木瑠郁(3年)が新エースとなる。1区6位の野中恒亨(2年)、7区2位の辻原輝(2年)、10区3位の吉田蔵之介(2年)ら下級生は、まだまだ成長が見込まれ、来年こそ悲願の箱根初制覇を目指す。
今回4位の早大は2区12位の山口智規(3年)、3区3位の山口竣平(1年)、5区2位の工藤慎作(2年)、6区5位の山崎一吹(2年)と主要区間に好選手がそろっていることは強みだ。
今回5位の中大は5区途中まで首位を快走。1区区間賞の吉居駿恭(3年)、2区9位の溜池一太(3年)、3区区間賞の本間颯(2年)はパンチ力十分。次回も序盤で主導権を握る力を持つ。
1年を通じての成長度に加えて、直前の調整力が勝負の鍵を握る。
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