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【箱根駅伝】駒大・佐藤圭汰の素顔は「寂しがり屋です。恥ずかしいですけど」米国合宿時は時差見計らい日本に電話かけまくり

スポーツ報知 / 2025年1月4日 5時20分

タスキを受け取る7区の駒大・佐藤(カメラ・中島 傑)

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 2年ぶりの覇権奪還を狙った駒大は総合2位だったが、復路は5時間20分50秒の新記録で青学大を上回り優勝した。故障明けの7区・佐藤圭汰(3年)が激走。約10か月ぶりのレース出走も覚悟を持ってハイペースで走破し、1時間0分43秒の区間新記録をマークした。今年はトラックで東京世界陸上(9月)の代表入りを視野に入れる日本の有望株は“箱根から世界へ”を体現していく。

  *  *  *

 日本トップレベルの実力を持ち、駒大の怪物と呼ばれる佐藤。レース中は真剣な表情を崩すことはないが、実は意外な素顔がある。「自分は寂しがり屋です。恥ずかしいですけど」。世界を目指す逸材は、昨夏は単身では2回目となる約1か月間の米国合宿を敢行。海外に行くことは「慣れました」と頼もしいが、とにかく寂しさだけは薄れない。

 「日本とアメリカの時差がちょうどいい時間に、日本に電話かけまくっています。チームの人にもしています」。特に同学年の山川拓馬、山口真玄がよく話し相手になるという。184センチの長身を生かしたダイナミックな走りが特徴の怪物。その素顔は繊細な大学3年生だ。(手島 莉子)

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