【箱根駅伝】優勝１２回の名門が…日大、復路戸塚で初の繰り上げ、屈辱の最下位 新雅弘監督「本当に申し訳なく思っています」

日大の９区・小路翔琉は戸塚中継所を繰上げスタートとなる（カメラ・堺　恒志）

◇第１０１回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 （３日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート～東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール＝５区間１０９・６キロ）

　日大は往路１７位からさらに順位を落とし、最下位で終えた。優勝１２回、９１回目出場の名門は９区、復路の戸塚中継所では初めての繰り上げとなり、タスキが途絶えた。新雅弘監督（６３）は「日大始まって以来の繰り上げスタート。本当に申し訳なく思っています」と頭を下げた。今年度は主将に３年の中沢星音（せおん）を抜てき。「１年間キャプテンで苦労させましたから、要領を得たと思います」と指揮官。来季に向けて「上がるしかない。本当に次につながると思う」と前を向いた。