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【箱根駅伝】「もう完全に蚊帳の外」13位で63年ぶりのシード権逃した立大・高林監督「いろんな思いを込めて10人は走ってくれた」

スポーツ報知 / 2025年1月4日 5時55分

平塚中継所に入る立大・小倉

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 往路8位から出た立大は、復路は5時間30分54秒の12位となり、合計10時間58分21秒の総合13位で、史上最長ブランクの63年ぶりシード権獲得はならなかった。当日変更で7区を走った小倉史也(3年)が区間17位のブレーキ。昨年4月に就任した高林祐介監督(37)はレース後「大変悔しい結果となった。復路では他大学の選手のすごい力を見せつけられた」と唇をかんだ。

 10月の予選会は1位で通過。シード権獲得が有力視されたが、10位の帝京大に3分23秒届かず悲願はならなかった。指揮官は「惜しかったというよりは、もう完全に蚊帳の外だった」と、復路での他校との競り合いについていけなかったと振り返った。それでも、部員一丸となって10位以内を目指した今大会。高林監督は「いろんな思いを込めて10人は走ってくれた」と選手たちをたたえた。(富張 萌黄)

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