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【箱根駅伝】早大が4位 8区・伊福陽太、アンカー菅野雄太ら「一般組」も奮闘

スポーツ報知 / 2025年1月4日 5時40分

4位でゴールした早大・菅野

◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 早大が4位で名門復活ののろしを上げた。往路3位から6区で順位を1つ落とすも、8区で中大を逆転。10区の菅野雄太(4年)は国学院大・吉田のスピードに屈し、10秒差でフィニッシュした。8年ぶりの3位以内を逃した一方、総合タイムは7位の昨年より5分43秒短縮。花田勝彦監督(53)は「3位の目標は見えてたので悔しい。でも、4位で悔しいと思えるのは成長を感じる」とかみしめた。

 高校時代からのエリート選手だけでなく、一般入試の菅野や指定校推薦の8区・伊福陽太(4年)ら「一般組」が好走した。「箱根や世界を目指す選手は推薦組や一般組という意識を取り除き、激しい争いをしないと」と指揮官。2連覇した青学大を引き合いに「自分でリミッターを外し、状況判断する走り」と求めた。

 今大会は1~6区まで3年生以下で上位に。今年は千葉・八千代松陰の鈴木琉胤(るい)ら超高校級選手が入学する。花田監督は「来年は優勝を掲げてチームづくりする」と11年大会以来の頂点を見据えた。(星野 浩司)

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