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巨人・門脇誠、決意の「壊」! 「恐怖心はぶち壊して。殻をやぶっていこう」母校・創価大グラウンドで本格始動

スポーツ報知 / 2025年1月4日 5時5分

色紙に「壊」と記した門脇(カメラ・上村 尚平)

 巨人の門脇誠内野手(23)が3日、新年のテーマに「壊」を掲げた。都内の母校・創価大グラウンドで本格始動。阿部監督から新1番として期待される男は「恐怖心はぶち壊して。殻をやぶっていこう」と決意を色紙に記した。

 気温5度。寒風が吹く中、門脇の心は燃えていた。ランニング、キャッチボールなどで約1時間半、汗を流した。今年の目標を問われ「去年はきれいにいこうとしすぎてた。当たり前の思考をいったん壊して、試合もそのぐらいの気持ちで挑みます」と迷いなく言った。

 2年目の昨季は、序盤こそ不振に陥ったが終盤に不動の遊撃に返り咲き、堅守でV奪回に貢献。一方で「捉えたと思った打球が全部、外野フライだった」と、0本塁打に終わった長打力不足を痛感。パワーアップを期し、元日からトレーニングを敢行。牛骨で表面加工した新バットも春季キャンプで試験導入する予定だ。

 阿部監督は「1番は門脇とかに打ってもらいたい」と、俊足でかき回せる背番号5を切り込み隊長に置き、吉川、ヘルナンデス、岡本と続く新打線構想を描いている。「何番でも、とりあえず(自分の殻を)ぶち壊してやろうかなと。変なことを考えるのやめて、シンプルに強気で攻める」。吹っ切れたような笑顔を見せた門脇が、ストロングに壁をぶち破る。(内田 拓希)

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