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【高校サッカー】前橋育英、準決勝進出 前回4強・堀越に1―0 オノノジュ慶吏がゴール 7大会ぶり制覇へ前進

スポーツ報知 / 2025年1月4日 15時55分

後半15分、前橋育英・オノノジュ慶吏(後方中央)が先制ゴールを決めてイレブン、控え選手と喜ぶ(カメラ・今西 淳)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽準々決勝 前橋育英(群馬)―堀越(東京A)(4日・フクダ電子アリーナ)

 第96回大会優勝の前橋育英(群馬)が、堀越(東京A)に1―0で勝ち、4強入りを決めた。

 前半は0―0で折り返し。前橋育英は幾度も好機を迎えるも、堀越のネットを揺らすこことができなかった。すると後半15分、ついに試合が動く。前橋育英はFWオノノジュ慶吏(3年)が、バーに当たったボールの跳ね返りにすかさず反応し、ゴールをねじこみ先制。最後まで堀越の猛攻を守り切り、国立行きを決めた。7大会ぶりの制覇まで、あと2勝となった。

 前橋育英は1回戦でFWオノノジュ慶吏が左横の腹部を負傷。次戦は欠場するも3回戦の帝京大可児(岐阜)戦で復帰し、2得点を挙げ、3―2での勝ち上がりだった。

 一方、敗れた堀越は2年連続6度目の出場。前回4強メンバーの大半が残る中、今大会は昨年12月31日の初戦で津工(三重)に2―0で勝利。3回戦では松山北(愛媛)と対戦し、FW三鴨奏太(2年)が前半39分でハットトリックを達成し計4得点の活躍を見せるなど、6―1で快勝していた。

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