1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【高校ラグビー】国学院栃木“無言メシ”で規律万全 インフルエンザ対策で一体感増す 5日に桐蔭学園戦

スポーツ報知 / 2025年1月4日 18時7分

スクラム練習に取り組む国学院栃木FW陣

◆全国高校ラグビー▽準決勝 国学院栃木―桐蔭学園(5日・花園)

 準優勝した2021年度以来、3大会ぶりに4強入りした国学院栃木は4日、桐蔭学園(神奈川)戦へ向け、奈良市内でサインの確認など最終調整した。Bシードながら、準々決勝ではAシードの石見智翠館を12―0と完封するなど、ここまで3試合して失トライわずか1の堅守。吉岡肇監督は「我慢と連動している」と今冬猛威をふるうインフルエンザへの対策が、試合中のピッチ内にも好影響を及ぼしていることを明かした。

 チームは昨年12月24日に栃木から関西入り。バスや新幹線の中など移動中は、感染症対策でマスクを着け、無言を徹底した。宿舎でも食事中、一切話さない“無言メシ”を継続中。花園出場30度目の63歳指揮官は「30回目で一番暗い」と苦笑するが、ルールを愚直に守ることで、試合中も安易にペナルティーをおかす選手がおらず、好ディフェンスにつながっているという。

 だが、グラウンドを離れれば、10代の高校生。勝てば、どんちゃん騒ぎしたいものだ。体を張ったタックルやジャッカルでチームをけん引し続けるロックの笹本直希主将(3年)は「優勝して、みんなでワイワイ騒ぎながら、ご飯食べたいですね」と望んだ。

 3大会前も準決勝で桐蔭学園とぶつかり、21―10で勝利。初の決勝進出で、準優勝に輝いた。「先輩たちが成し遂げられなかった花園優勝を果たす」と笹本。まずは桐蔭学園の花園2連覇を阻み、“我慢の初V”へ王手をかける。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください