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B2富山が福井との北陸ダービーで逆転負け…新年黒星スタート

スポーツ報知 / 2025年1月4日 21時19分

気迫のこもったプレーを見せるB2富山のCワット

◆りそなB2リーグ第16節 福井91―84富山(4日、富山市総合体育館)

 東地区2位の富山グラウジーズは、84―91で同3位の福井ブローウィンズに逆転負けを喫した。序盤から気迫のこもった守備を繰り出し、第3クオーター(Q)終盤には最大9点をリードした。しかし守備が崩れた第4Qには、次々にフリーでシュートを打たれて逆転を許し敗れた。ダビー・ゴメスHCは「4000人以上の観客が来てくれたことは、すごくうれしい。前半はよく戦ったが、後半は相手に流れを持っていかれた。チームが最後まで戦うことができず、考え直さないといけない」と振り返った。

 ゴメスHCが指摘したのは、日本人選手の得点の少なさだ。福井の日本人選手が合計50得点を挙げたことに対し、富山は帰化選手を除くと合計22得点。「福井の木村(圭吾)選手に最終クオーターだけで19点も取られた。(守備では)プライドを持って木村選手を止めてほしい」と注文した。9得点、3リバウンドと奮闘したSF上田隼輔(25)は「外国籍選手に頼っている部分はある。日本人選手が決めることによってチームにも活力が出る。最終目標はプレーオフで昇格することなので、外国籍選手の点数だけでは勝てないと思っています」と話した。

 富山、福井の両県は北陸新幹線で結ばれており、福井からも多くのファンが来場。4518人が訪れた会場は大声援が飛び交い、JR西日本がゲームスポンサーとなって盛り上げた。福井の伊佐勉HCは「富山は元B1のチームで、集客がしっかりできている。大勢の観客でテンションも上がりました」と明るい表情を浮かべた。富山の上田は「試合前から福井の応援が大きくて、いつもとは違う雰囲気でした」と振り返った。

 5日の北陸ダービー第2戦に向け「相手選手がリズムに乗ってきたとき、誰がどう止めるのか、理解してほしい」とゴメスHC。守備を修正しながら勝機を見いだす。(中田 康博)

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