“かわいすぎる女形”中村米吉、元舞妓・芸妓の美人妻は中村吉右衛門の大ファンだった

中村米吉

　５日放送のテレビ朝日系のトークバラエティー「新婚さんいらっしゃい！」（日曜・午後０時５５分）に、人間国宝の中村歌六を父にもつ歌舞伎俳優・中村米吉（３１）と昨年結婚した美人妻・梓さん（３０）がゲスト出演。“かわいすぎる女形”として人気の米吉が出会いのきっかけを語った。

　１５歳から１０年間京都で舞妓（まいこ）・芸妓（げいこ）をつとめていた梓さん。出会いは歌舞伎座で後輩の舞妓とともに観劇し、歌舞伎座裏にあるラーメン店を訪れた現役の芸妓時代だった。店に入るとちょうど米吉が食事をしていた。以前から顔見知りだったため、「ここおいしいですか？」とたずね、ラーメンを食べることに。

　実はこの日、梓さんは、客席から舞台に上がる演出の中村吉右衛門（人間国宝、２０２１年１１月に死去）と観劇中に握手。米吉はこれを「鬼平によるファンサービス」と表現したが、そのうれしさで「大好きなので興奮してしまって」いたという。

　吉右衛門と握手したことを興奮気味に話す梓さんをほほえましく思ったのか、米吉は「お祝いもかねて、伝票を取って払って帰って」梓さんとその後輩の分のラーメンをおごったという。これをきっかけに連絡を取り合い、やがて交際に発展、遠距離恋愛を経て結婚に至った。

　「初めは（米吉）のファンではなかった」という梓さんに、「逆にそれが結婚の決め手にもなりましたね」と米吉。「自分を俯瞰（ふかん）で見ることって大事じゃないですか。ファンではないと豪語する妻がいてくれることってすごくプラスになりますよね。率直な意見も言ってくれるしね」と語った。