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大関・大の里が126キロの初競り本マグロに感動 師匠の元横綱・稀勢の里からは「常に2ケタ以上勝て」と厳命

スポーツ報知 / 2025年1月5日 16時6分

126キロの初競りマグロの前にたつ(左から)大の里、白熊、二所ノ関親方

 大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)へ向け大関・大の里(二所ノ関)が5日、茨城・阿見町の部屋で稽古。基礎運動や幕下以下の力士に胸を出した後、「初競りまぐろ&ちゃんこ振る舞い会」に参加した。住宅メーカーの「アイ工務店」が主催し、この日朝に行われた初競りで落札された126キロの青森・大間町産の本マグロ(クロマグロ)が稽古後の部屋に姿を現した。大の里、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)、来賓の大井川和彦・茨城県知事らの前で約10分かけて解体された。

 横浜市に店を構える寿司店「なか條」の店主が握った寿司を大の里はぺろり。「ぜいたくなものをいただいた」とにっこり。新大関だった昨年九州場所では9勝に終わったこともあり「もう一度しっかり去年の反省をいかして1月からいいスタートを切りたい」と縁起物を食べて決意を新たにした。

 二所ノ関親方からは「大関はケガなくつねに2ケタ以上の白星、安定した成績が求められる。良い場所と悪い場所があってはいけない」と発破をかけられた。大の里は「昨年はジグザクの成績でもありましたし、振り幅のない安定して成績を残したい」と意気込んだ。

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