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【中山金杯】アルナシームが重賞2勝目 ハンデ58キロ克服 藤岡佑介騎手は金杯初Vに「メッチャうれしい」

スポーツ報知 / 2025年1月5日 15時56分

中山金杯を制したアルナシーム(左、カメラ・荒牧 徹)

◆第74回中山金杯・G3(1月5日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 2025年中山競馬の開幕を飾るハンデ重賞は18頭によって争われ、単勝4番人気でハンデ58キロのアルナシーム(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)が直線で鮮やかに抜け出し、昨年の中京記念以来となる勝利で重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は1分58秒1。

 前走のマイルCS(11着)で初コンビの藤岡騎手は昨年の京都新聞杯(ジューンテイク)以来48度目の重賞勝利。これまで中山金杯は10年4着(デルフォイ)、14年2着(カルドブレッサ)、19年2着(ステイフーリッシュ)で、4度目の騎乗で初勝利となった。

 2着は6番人気のマイネルモーント(丹内祐次騎手)、3着は8番人気のボーンディスウェイ(木幡巧也騎手)だった。

 藤岡佑介騎手(アルナシーム=1着)「マイルCSより状態が良く、前走は流れが忙しい印象だったので、2000メートルの方がと進言させていただきました。横山(典弘)騎手からも中距離くらいの方がいいのではないかという意見もありましたので。この馬にとって今年どういう競馬ができるか大事なレースで、いい結果になってうれしいです。(レースは)思っていたより1、2列後ろになりましたけど、前走にない手応えで4角を回ってくることができました。4角ではすごい反応で、抜け出して遊ばなければと思っていたけど、ステッキに反応してくれたので、これは勝ったなと思いました。金杯を初めて勝つことができて、メッチャうれしい。いいスタートを切れたし、ケガなく乗っていきたいです。今年、活躍できそうな可能性のある馬なので、応援してもらえれば」

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