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「キング姐さん」がトレンド入り 京都金杯でハンデ頭の伏兵を勝利に導く外国人騎手に「見事ですわ」「今年もうますぎ」

スポーツ報知 / 2025年1月5日 16時22分

キング騎手騎乗のサクラトゥジュール(右)がゴール前抜け出す。 (カメラ・高橋 由二)

◆第63回京都金杯・G3(1月5日、中京・芝1600メートル、良)

 新春恒例のハンデ重賞は16頭立てで争われ、6番人気でレイチェル・キング騎手とコンビを組んだサクラトゥジュール(セン8歳、美浦・堀宣行厩舎、父ネオユニヴァース)が制覇。トップハンデ58キロの8歳馬を勝利に導いたキング騎手の手綱さばきに競馬ファンもSNSで反応を示している。

 重賞ホースながら6番人気と評価を下げていたサクラトゥジュールはスタートを五分に出たものの、後方グループを追走。後方でじっと我慢しつつも内ラチ沿いから徐々にポジションをあげて直線は狭いインへパートナーを導いた。スペースのない進路だったが、馬群を縫うように伸びてくると左ステッキを連打し、3頭が横並びになるゴール前の大接戦を首差で制した。

 キング騎手は2023年のワールドオールスタージョッキーズで初来日。第1戦でJRA初勝利を挙げるなどシリーズ2位の好成績を収めた。短期免許を初めて取得した昨シーズンは1月のアメリカJCCをチャックネイトで制し、自身初のJRA重賞タイトルをゲット。外国人女性騎手として初めてのJRA平地重賞初制覇となった。さらに今回と同じ7番人気のサクラトゥジュールで2月の東京新聞杯を制すなど、初の短期免許でキング旋風を巻き起こした。

 伏兵を勝利に導いたキング騎手の活躍にX(旧ツイッター)では「キング姐さん」がトレンド入り。「キング姐さん、見事ですわ」「キング姐さんキター!」「今年もうますぎるって」「昨年も穴をよく空けていた」「キング姐さん上手いと言うかすごいな、進路無かったよ」「キング姉さんとのコンビだと確勝だな」「ありがとうキング姐さん」と祝福の声が多く寄せられている。

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