【大学野球】リーグ戦３季連続Ｖへ早大が始動 小沢周平主将「勢いのあるチームを目指す」

主将の責任感を胸に新年の初練習に臨んだ早大・小沢（カメラ・浜木　俊介）

　昨年、東京六大学リーグで春秋制覇を果たした早大が５日、東京・西東京市の同校グラウンドで新年の練習をスタートさせた。

　小沢周平主将（３年＝健大高崎）が最初にチームメートに向けて発した言葉は、昨年末の締めのあいさつと同じだった。「３連覇を考えず、まずは春の優勝だけを考えてやっていこう」。あくまでも連覇は過去のこと。新たなチームで新たな歴史を築いていくという意志を改めて伝えた。

　今季のテーマには「勢いのあるチーム」を掲げる。「色々な勢いがあるが、私生活の細かいところであったり、練習中の声を大切にすれば、流れが止まった時でも、しっかり流れを作れると思う」。個々の人間力を高めることで、どのような状況にあっても勢いを生み出すことが出来るチームを目指していく。

　今年、東京六大学連盟は、創設１００周年を迎える。「長い歴史のなかの節目。そこで優勝して、優勝にふさわしいのは早稲田だというのを見せられたら」と意気込みを示した。