西岡利晃氏が懐かしむ長野ハルさんのお雑煮 負傷で世界戦中止…失意の年越し入院中に元気づけられた
スポーツ報知 / 2025年1月6日 5時40分
プロボクシングの帝拳ジムのマネジャーとして長年、運営や選手育成などに貢献してきた長野ハルさんが1日午後8時40分、老衰のため99歳で死去した。80年近くにわたって名門ジムを支え、元WBA世界フライ級王者・大場政夫(故人)ら多くの名選手から慕われた“日本ボクシング界の母”とも言える存在だった。
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長野マネジャーとの思い出は数多くありますが、一番覚えているのは2002年の正月。前年の12月24日のスパーリング中にアキレス腱(けん)を断裂して入院し、年越しを病院で迎えた時です。マネジャーがお雑煮を作って持ってきてくれたんです。ウィラポンとの3度目の世界戦が決まった中での負傷で挑戦は中止。精神的なダメージもある中で、元気づけられ、2人で食べたことを鮮明に覚えています。
午前中の早い時間から夜遅くまでジムで仕事をしている姿を見ると「自分も頑張らねば」という気持ちに自然となるんです。スランプに陥った時には必ず優しい言葉をかけていただき、食事にも連れて行ってもらい、気分転換することができました。ボクサーとしてだけではなく、生きていく上での助言も多く頂きました。長野マネジャーがいたから、チャンピオンになれたし、強くなれたんだと思います。ありがとうございました。(西岡利晃、元WBC世界スーパーバンタム級王者)
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