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綱取りの琴桜 大関同士の申し合い稽古で3勝10敗 「まだまだもっと仕上げていかないと」…横審稽古総見

スポーツ報知 / 2025年1月6日 15時58分

横綱審議委員会の稽古総見で汗を流す琴桜(代表撮影)

 大相撲の初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)前の横綱審議委員会による稽古総見が6日、国技館内の相撲教習所で行われた。

 綱取りに挑む大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、同じく綱取りの豊昇龍(立浪)、大関・大の里(二所ノ関)との申し合い稽古で、13番取って3勝10敗と精彩を欠いた。「まだまだもっと仕上げていかないといけないなと思った。内容にこだわっていかないといけないなと思う」と振り返った。

 これまでの部屋での稽古は弟弟子の幕内・琴勝峰がケガ明け、十両・琴栄峰は腰痛の様子をみながらで、関取衆と十分な稽古ができない状況だった。前日に関脇・大栄翔(追手風)らが出稽古に来て、ようやく番付発表後初めて幕内力士と相撲を取ったばかり。調整遅れも懸念されるが「幕内力士とやるのは昨日が久しぶりで、その中でも体が少しずつでも動いていた。あと1週間で体を仕上げてやっていければいいと思う」と前を向いた。

 綱取りの懸かる初場所へ向けては「いつもと変わらずやれること全てやって臨むだけ。この世界にいる以上、せっかく挑戦できるので、やっていくだけ」と語った。

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