ドジャースが大谷翔平と“師弟関係”の正二塁手をトレード放出 レッズ移籍と米報道 韓国代表の獲得余波で

インスタグラム（@mlb）より

　ドジャースのＧ・ラックス内野手（２７）が６日（日本時間７日）、レッズにトレード移籍することが決まった。複数の米メディアが報じた。

　米スポーツ専門局「ＥＳＰＮ」のＪ・パッサン記者によると、ドジャースは若手有望株のＭ・シロタ外野手とドラフト指名権を獲得するという。

　ラックスは昨季、正二塁手として自己最多の１３９試合に出場し、打率２割５分１厘、１０本塁打、５０打点。４番を打った試合もあり、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。ベンチでは打席を終えた同じ左打者の大谷翔平投手（３０）に頻繁に意見を聞くなど“師弟関係”でも知られていた。

　しかし、ドジャースは今月３日（同４日）に２３年ＷＢＣ韓国代表の金慧成（キム・ヘソン）を獲得。韓国球界でゴールデン・グラブ賞４度（遊撃１度、二塁３度）の名手が加入し、特に二遊間はベッツ、ロハスらと“飽和状態”だったことから、ラックスはトレードのうわさが絶えない状態となっていた。

　レッズでは昨季大谷を上回る両リーグ最多の６７盗塁を決めた怪物・デラクルスと二遊間を組む可能性もある。