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琴桜、攻めて復調 前日受け身で3勝10敗も綱取りへ「内容が良くなってきた」大の里に4連勝締め

スポーツ報知 / 2025年1月8日 5時30分

出稽古に訪れた大の里(左)と相撲を取る琴桜

 大相撲の大関・琴桜(27)=佐渡ケ嶽=が7日、千葉・松戸市の佐渡ケ嶽部屋で、出稽古に来た大関・大の里(24)=二所ノ関=らを相手に計19番の相撲を取った。6日の横審稽古総見では大関同士の申し合いで3勝10敗と精彩を欠いた。綱取りの初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)へ調整具合が心配されていたが、大の里に6勝8敗とほぼ互角で復調をアピールした。

 番数を重ねるごとに琴桜の表情は明るくなった。前日の横審稽古総見に続き、自身の調子を確かめるように大の里と相撲を取った。いきなり5連敗を喫したが「体の芯に熱が入ってからは思うように動いてくれた」と徐々に動きが良くなった。最後は鋭い出足で4連勝。6勝8敗で終えたが内容はほぼ互角。6日は大関陣に対して受け身が目立って3勝10敗だったが、見違えるように変わった。

 「勝ち負けも大事だが、内容が6日に比べたら良くなってきた。際どい相撲も前に攻めることができていた。まだまだもっと仕上げていかないといけないなと思った」と振り返った。これまでは部屋の関取衆と十分な稽古ができず、5日に番付発表後初めて幕内力士と相撲を取ったばかり。この日は同じく出稽古の幕内・豪ノ山らも指名して計19番をこなした。攻めの相撲で初場所へ復調の兆しを見せた。

 琴桜は例年、冬場にせきや鼻づまりの症状に悩まされるという。今も鼻声なのが気がかりだが「寝られているから大丈夫。自分の相撲を出し切る」と気合を入れた。8日も佐渡ケ嶽部屋には関取衆が出稽古に来る予定で、稽古相手は十分だ。12日の初日へ調整のペースを上げる。(大西 健太)

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