横浜ＦＣ 町田から加入のＤＦ鈴木準弥「どのように自分がプラスアルファしていけるか」…２９歳の誕生日に始動

始動日の練習に臨んだ鈴木準弥（右）

　Ｊ１に復帰した横浜ＦＣは７日、横浜市内で２０２５年シーズンを始動した。練習ではボール回しやミニゲームなどの練習を１時間３０分ほど行った。

　完全移籍で新加入のＤＦ鈴木準弥の背番号は「３」に決定。町田でプレーした２４年シーズンは、右サイドバックとして１６試合に出場。ロングスローという武器も持っている鈴木は「町田でのＪ１昇格や、（２０２４年の）Ｊ１での３位から得た経験は少なからずあると思っている。自分がここで発信できると思うことはしたいと思いますし、そういうところも少なからず期待してもらっている」と新天地での自身の役割をイメージする。「僕もそこまで長い期間Ｊ１にいるわけではないですけど、去年戦って厳しさや苦しさは痛感している。町田の良さと横浜ＦＣの良さをどのように自分がプラスアルファしていけるか、これから考えていきたい」。Ｊ１初昇格で３位と躍進した町田での経験を、横浜ＦＣに最大限還元するつもりだ。

　この日が２９歳の誕生日だったこともあり、チーム全員から練習開始前に祝福された。加入したばかりのため「まだ皆、僕のことをどういうタイプか分かっていないし、僕もみんなのことを分かっていない」と語りつつも「年上の選手もそうですけど、後輩の選手とも打ち解けていけたら。こんな見た目ですけど、僕自身もそんなに怖いタイプじゃない。誰でもウェルカム」とにっこり。ワイルドな風貌（ふうぼう）から満面の笑顔を見せ、チームに早く溶け込むことを誓った。