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【阪神】藤川球児監督“古巣”報知新聞社に凱旋「優勝予想はどこも巨人。阿部監督をビビらせたいですね(笑)」

スポーツ報知 / 2025年1月8日 5時0分

報知新聞大阪本社を訪れた藤川監督(カメラ・岩田 大補)

 阪神・藤川球児監督(44)が7日、新年のあいさつで粟井一夫球団社長(60)ら球団幹部と大阪市北区の報知新聞大阪本社を訪れた。現役引退翌年の2021年から4年間、スポーツ報知評論家として健筆をふるってきた指揮官は慣れ親しんだ“庭”で打倒・巨人へ決意。宿敵のリーグ連覇予想が多い状況を踏まえ「下馬評が低い方がいい。阿部監督をビビらせたいですね」と、ちゃめっ気たっぷりに宣言した。

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 4年間過ごした“古巣”にがい旋し、藤川監督は頬を緩めた。「メディアでの経験は本当に大きかったです」と感謝しながら評論家時代を振り返ると、「今はスポーツ報知を見て巨人の情報を集めています」とニヤリ。大型補強を敢行した昨季リーグ覇者の阿部巨人に対して、静かに闘志を燃やした。

 「強いチームで、昔から人気があるチーム。脅威ですし、(評論家などの)優勝予想はどこも巨人なので。それが、ちょうどいいな、と。下馬評が低い方がいいと思うので。阿部監督をビビらせたいですね(笑)」

 ちゃめっ気たっぷりな言い回しだが、少年時代はG党で伝統の一戦への思いも現役時代から人一倍強い。NPB782登板のうち、巨人戦は球団別で最多144登板を重ねて「打倒巨人の象徴として誇りに思う」と明かす。しかも、22年間の現役生活で最も対戦した打者はくしくも、阿部監督だった。

 58打席で被打率1割7分(53打数9安打)に封じ、10三振を奪って本塁打も打点も許さなかった。最後の対戦となった19年9月24日の甲子園の一戦は、オール直球勝負で空振り三振に仕留めた。グラウンド上では「あいさつぐらいで、あえて話したりはしなかった」といい、09年WBCなどでバッテリーを組んだ記憶も「ほとんど覚えていない」。それだけ、意識していたライバル球団の主砲と、指揮官として対決する時がやってくる。最初のマッチアップは開幕3カード目の4月4日(東京D)だ。

 「開幕カードではないので、ちょっと様子が見られる。私も目の前のことで必死だと思いますが、先読みをしたい。あとは采配を振る準備をしたい。報知さんは阿部監督との企画とかは考えているんですか? 阿部監督とバトルを繰り広げたいですね」

 終始リップサービスをして、新年の歓談を終えた。球団創設90周年のメモリアルイヤー。永遠の宿敵を倒してこそ、2年ぶりの頂点が見える。(小松 真也)

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