箱根駅伝優勝の青学大が始動 当日変更で出番なしの佐藤愛斗、平松享祐らは「箱根11区」に臨む
スポーツ報知 / 2025年1月8日 7時0分
第101回箱根駅伝(2、3日)で総合新記録の10時間41分19秒で2年連続8度目の優勝を果たした青学大は7日、来年の第102回大会に向けて始動した。激闘から4日、午前5時45分に東京・町田市の選手寮から走って5分の公園に集合。この日、町田市の日の出時間は午前6時52分。まだ、夜明け前の真っ暗な中、体幹トレーニングなど行った後、箱根駅伝に出場し10人は各自で調整。それ以外の選手は起伏があるコースを各自のペースで約10・5キロを走った。
速い選手は後半には1キロ3分10秒までペースアップ。9区登録から当日変更で出番なしとなった平松享祐(2年)は最も速く走り終えて、選手寮に戻った。10区登録から小河原陽琉(1年)に出番を譲った佐藤愛斗(1年)も軽快な走りを見せた。
箱根駅伝出場メンバー以外は12日に東京ニューイヤーハーフマラソン(ハイテクハーフマラソン)、栃木・高根沢町元気あっぷハーフマラソンに分かれて出場予定。箱根駅伝を出場を目指して練習を積んできたが、当日変更などで出番がなくなった選手たちは、その直後のハーフマラソンに「箱根駅伝11区」として臨む。青学大では2区登録だった黒田然(1年)、9区登録だった平松、10区登録だった佐藤愛ら当日変更された選手のほか、補欠登録のままで出番がなかった安島莉玖(1年)らは快走を期す。原晋監督(57)は「箱根駅伝に惜しくも出られなかった選手は『箱根駅伝11区』で結果を出してほしい」と期待を込めて話した。
5日と6日は完全オフ。原監督はゴルフを楽しみ、選手も思い思いに過ごした。つかの間の休息で心身をリフレッシュした後、7日からは通常通りに午前5時に起床し、午前5時45分から朝練習。4年生も引き継ぎなどため、2月上旬まで選手寮に残り、同じ生活を送る。田中悠登主将(4年)が「きょうからリスタートです。また、頑張っていきましょう」と呼びかけ、朝練習が始まった。原監督は「これが我々の日常です」とテレビ番組で見せる明るい表情とは対照的に淡々と話した。
箱根駅伝3連覇に向けて、王者は静かにスタートを切った。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
第101回箱根駅伝優勝の青学大が第102回大会へ始動 夜明け前から走り始める 原晋監督「これが日常です」
スポーツ報知 / 2025年1月7日 8時4分
-
箱根駅伝優勝の青学大がガチンコミーティング 3区の鶴川は男泣き 1区の宇田川は反省
スポーツ報知 / 2025年1月4日 18時56分
-
【駅ペン】青学大“偵察メンバー”の弟から兄へ「朝日が2区を快走してくれてうれしかった」2大会連続で兄弟による当日変更
スポーツ報知 / 2025年1月4日 6時0分
-
【箱根駅伝】給水“乾杯”の盟友明かした「田中が寮で泣いている姿をよく見ました」連覇の青学大主将、前哨戦完敗の不安振り切り力走
スポーツ報知 / 2025年1月4日 5時0分
-
【箱根駅伝】青学大が大会新で連覇 あわやインフル禍をチーム力で回避 近年11回中8回優勝
スポーツ報知 / 2025年1月3日 13時21分
ランキング
-
1上原浩治氏が元同僚左腕の訃報に絶句「何があったんだよ…」 元オリオールズのマティス氏が37歳で死去
スポーツ報知 / 2025年1月8日 17時25分
-
2【日本ハム】新庄剛志監督が上沢直之のソフトバンク移籍に言及「育て方が違ったのかな。悲しい」
スポーツ報知 / 2025年1月8日 14時49分
-
3「何で飛んでから失格なの?」 ジャンプ高梨沙羅の失格に相次ぐ反応「選手も大変だろうな…」
THE ANSWER / 2025年1月8日 10時37分
-
4尚弥 延期グッドマン戦へ「最高の仕上がり」負傷した挑戦者の左目上は狙う?「当たり前じゃないですか」
スポニチアネックス / 2025年1月8日 19時18分
-
5【楽天】FA移籍・茂木栄五郎の人的補償でヤクルトから小森航大郎を獲得「とても驚いています」
スポーツ報知 / 2025年1月8日 14時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください