1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

巨人ドラ3荒巻悠 「久留米愛」刺しゅうスーツで入寮 「耳納連山…筑後川…おでんにラーメン」魅力大いに語った

スポーツ報知 / 2025年1月9日 5時10分

「久留米愛」と刺しゅうされたジャケットを着用し、入寮したドラフト3位の荒巻(カメラ・今成 良輔)

 巨人の新人11選手が8日、ジャイアンツ寮に入寮。ドラフト3位の荒巻悠内野手(22)=上武大=は「久留米愛」と刺しゅうが入ったスーツを着用。故郷の福岡・久留米の方言で調子に乗るなという意味の「にやがんな」を胸に刻んだ。

 故郷を愛する気持ちとともに、荒巻がプロとしてのスタートを切った。入寮に選んだスーツは、ジャケットの裏地に「久留米愛」と刺しゅうが施された特注品。グラブの内側にも方言で「調子に乗るな」という意味の「にやがんな」という言葉を刺しゅう。「自分がここにいられる原点。久留米の言葉であったりを忘れたくないという思いがある。ここにいられることは当たり前じゃないという気持ちで入れました」と熱弁した。

 まるで“観光大使”のようだった。久留米の魅力を聞かれると、「耳納(みのう)連山の山々に囲まれた本当に自然豊かな町で、日本三大暴れ川の一つと言われている筑後川が流れていて、夏には筑後川の花火大会で本当にきれいな花火、冬には屋台でおでんやラーメン。四季で楽しめる町」とすらすら満点回答。オススメのラーメン店には「丸久」を挙げ、「沖縄にも(店が)出ていたので、キャンプに来られた際にはぜひ行ってください」と呼びかけて笑いを誘った。

 目標である開幕1軍入りへ、充実した環境をフル活用する。184センチ、93キロの体格でスイングスピードはNPBトップ級に相当する160キロ超を誇るスラッガーは、寮内にあるラボラトリー(研究室)に「最新の機材を使って、1軍で通用する打撃を研究していきたい。現時点の自分を知ることでより高められる部分はある」と興味。自身の“解体新書”を作り上げ、飛躍へとつなげる算段だ。

 巨人では船迫が地元の宮城・蔵王町を積極的にPRし、昨年には同町の観光大使に就任。荒巻も目標である開幕1軍入りを果たし、露出を増やせば故郷のPRも可能になるだけに、「久留米が好きなので、できるものなら」と意欲を燃やす。14日からは新人合同自主トレがスタート。「けがが一番もったいない。けがをせずに、その中でも自分を出して、開幕1軍に残れるようにアピールできたら」。愛する故郷のためにも1年目から活躍する。(小島 和之)

 ◆久留米市 九州の北部、福岡県の南西部に位置し、福岡市から約40キロの距離にある市。人口約30万人。全国でも有数の農業都市。市の北東部から西部にかけて筑後川が貫流し、温暖な気候で四季の変化に富んでいる。グルメでは豚骨スープの「久留米ラーメン」、鶏や豚、牛、馬、魚介類、野菜などを竹串に刺し、炭火で焼く「焼きとり」、もちもちとした麺が特徴の「筑後うどん」などが有名。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください