【大学野球】「4番は外さない」法大・大島公一監督がドラフト候補の松下歩叶をキーマンに指名「飛び抜けてもらいたい」
スポーツ報知 / 2025年1月9日 8時0分
東京六大学野球リーグの名門・法大が8日、川崎市内のグラウンドで始動した。就任2年目を迎える元オリックス内野手の大島公一監督(57)は、昨秋リーグトップの5発を放った今秋ドラフト候補の松下歩叶(あゆと)内野手(3年=桐蔭学園)を天皇杯奪回のキーマンに指名した。
前夜のミーティングでは「最後に笑えるように。つらいこととか、苦しいことがたくさんあると思うけど、一つ一つ乗り越えていこう」とナインに呼びかけた指揮官。「期待しかない。頑張ってもらうしかないし、みんな一人ひとりが成長してもらいたい。つらいこととか苦しいことに真正面から立ち向かって、チャレンジしてもらいたい。なかなか結果が出てないので変革をしたいし、チェンジっていうか、変わっていかないといけないかなと思ってます」。練習量の増加や生活の質の向上を課題に挙げた。
「他大学に比べると、経験者が少ない。そこをどう補うか」。そんな中、キーマンに指名したのは最上級生になる松下だ。「4番は外さないつもりです。飛び抜けてもらいたい」と不動の主砲になることを求めた。
もちろん、松下も百も承知だ。「自分の結果次第で、チームの順位は決まる。プレッシャーを乗り越え、いい成績を残したい。自信はあります」と2020年春以来の優勝に気合をにじませた。「3割、3本、10打点を掲げてやっている。まずはその目標を達成できるように。優勝だけを目指してやっていきたい」と闘志を燃やした。
昨年は大学日本代表にも選出されるなど、成長著しい右の強打者。「最終的には一番になって、ドラフトの時にいい結果になるよう、頑張りたい」と松下。重圧をエネルギーに変え、飛躍の年にする。(加藤 弘士)
◆松下 歩叶(まつした・あゆと)2003年4月14日、神奈川・南足柄市生まれ。21歳。南足柄小1年から狩野エンゼルスで野球を始め、小6時にベイスターズジュニアに選出。南足柄中では静岡裾野シニアでプレー。桐蔭学園では1年春からベンチ入り。1年秋から遊撃のレギュラー。法大では1年秋にリーグ戦デビュー。2年秋からレギュラー。3年時には大学日本代表でも活躍。50メートル走6秒2。遠投110メートル。181センチ、83キロ。右投右打。23年秋は二塁手で、24年春秋は三塁手でベストナインに輝く。好きなプロ野球選手は高校の先輩でもあるDeNA・森敬斗。好きな芸人は令和ロマン。趣味はサウナ。愛称は「マッチ」「まっちゃん」。
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