1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

美唄スタージュニアは北海道卓球界の“虎の穴”…目指すは全国大会…みんなでやろう‼トライ報知

スポーツ報知 / 2025年1月9日 7時0分

全国大会を目指す美唄スタージュニアの選手たち

 小・中学生を中心とする卓球のクラブチーム「美唄スタージュニア」は毎年、全国大会に進出する選手を生み出している。猪谷憲恭監督(59)、妻の香織コーチ(54)らスタッフの熱い指導で子どもたちはメキメキと上達。2025年は、先陣を切って佐藤蘭さん(美唄中央小6年)が全国ホープス選抜大会(団体戦、3月29日から横浜市)に挑む。

****

 楽しみながらも、集中を切らさず一心にラケットを振り続ける。それぞれが新年に誓った目標は「全国大会」。正月気分はすっかり消え、美唄スタージュニアの選手たちは早くも本気モードに入っていた。

 2003年春、前身の少年団を母体としてクラブが発足。猪谷監督は市職員として働きながら、妻・香織コーチの母校・旭川実高など様々なチームを訪ねて練習内容や指導方法などを学び、「試行錯誤しながら」選手育成に励んだ。

 自らの選手経験をベースにした反復練習を中心としつつ、選手の個性を見極めて各自の戦うスタイルをつくり上げ、その上で「気付き、記憶力、確率」を磨いていく。徐々に結果が現れ、全国進出へとつながってきた。強豪にのし上がると、各地からの“出げいこ”が増加。北見、釧路、函館などの他、神奈川県から選手が訪れたこともある。本道卓球界の“虎の穴”で様々な戦型と対戦し、選手は対応力を身につけてきた。

 現在の在籍は男女11人と多くはないが、各カテゴリーで実力者がそろっている。真野楓(ふう)さん(美唄中)は1年生ながら昨年8月の全国中学に出場。同11月の全日本カデットでは佐藤さんとのダブルスで8強まで勝ち進んだ。何度も全国の舞台に立っているが「ベスト8は過去最高でうれしかった。今年は中体連でも上位に進みたい」

 佐藤さんは同7月の全日本選手権ホープスの部に続き、3月の全国ホープス選抜大会(5人編成の団体戦)道代表にも選ばれている。22年には真野さんらと出場してベスト8に進んだ実績もあるだけに目標はベスト4。さらに「今年から中学生になるので、中体連でも(勝ち抜いて)全国へ行きたい」。未来のスターたちが、今年も道を切り開いていく。(石井 睦)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください