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J2ジュビロ磐田 今季初の全体練習でハッチンソン新監督が早くも熱血指導「フィットネスは改善が必要」

スポーツ報知 / 2025年1月9日 6時0分

大きな身ぶり手ぶりで選手に指示を出す磐田のハッチンソン新監督

 J2ジュビロ磐田は8日、ヤマハ大久保グラウンドで始動。約200人のサポーターが見守る前で約90分、今季初の全体練習を行った。

 8対4や6対6など、ボールを使ったトレーニングではジョン・ハッチンソン新監督(45)がさっそく熱血指導を見せた。大きなジェスチャーを交えながらルールを説明。「プレス・ザ・ボール!」「コミュニケーション(しゃべれ)!」「コネクト(つなげ)!」と大声で指示を送った。

 1年でのJ1復帰へ、目指すのは豊富な運動量でボールを保持して、主導権を握って攻めるスタイルだ。「守備は(最前線の)ストライカーから始まる」とFWに激しいチェイシングを求め、DF陣には「ラインを上げるときは全速力でスプリントするように」と厳命。攻撃時にはGKからのビルドアップを意識させた。

 初日の練習を終えて指揮官は「みんなハードワークをしてくれた」とうなずいた。一方で「フィットネスは改善が必要。J2はタフなリーグ。90分間走り続けられることが最低限だ」と、チームを厳しく鍛えていくことを宣言した。C大阪から完全移籍加入したFW渡辺りょう(28)は「監督が求めていることはハッキリしている。そのサッカーを表現できるように準備していきたい」と気を引き締めていた。(里見 祐司)

 ◇練習参加 DF朴勢己(19)がドイツ・ボーフム2に練習参加すると7日、発表。期間は9から23日まで。

 ◇就任 7日の新体制会見で育成部門の人事も発表。U―18監督に前FC東京コーチの安間貴義氏(55)、U―15監督に前今治監督の服部年宏氏(51)が就任する。また、昨季限りで現役引退した山田大記氏(36)がクラブ・リレーションズ・オフィサーに就任。地域貢献活動などを行う。

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