【シンザン記念】アルテヴェローチェは川田将雅騎手騎乗で鋭い伸び 須貝調教師「確認してもらえてよかった」

川田将雅騎手が騎乗したアルテヴェローチェ（カメラ・高橋　由二）

◆第５９回シンザン記念・Ｇ３（１月１３日、中京競馬場・芝１６００メートル）追い切り＝１月９日、栗東トレセン

　メンバー唯一の重賞勝ち馬、アルテヴェローチェ（牡３歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス）は新たにコンビを組む川田将雅騎手＝栗東・フリー＝の騎乗でＣＷコースを単走。序盤からゆったりと入り、最後もほぼ手綱が動かないままでの楽走だったが、４ハロン５６秒３―１１秒６としっかり伸びた。

　須貝調教師は「川田騎手は『すごくいい馬だけど、気の難しい面があるので、気持ち優先の攻め馬をしました』と言っていました。それを確認してもらえて良かった。前回（朝日杯ＦＳ＝５着）はあの馬に合わないペース。左回りのマイルは結果も出しているからね」と期待した。