４５歳朝ドラ女優「若い子達、キャッキャ…」悲しくなった出来事を明かす「伝わるかな、この気持ち」

遠野なぎこのインスタグラム（＠ｙｏｕ＿ｒｅｎ＿ｎａｇｉｋｏ）より

　俳優の遠野なぎこ（４５）が９日に自身のインスタグラムを更新し、プライベートの出来事をつづった。

　「時折、日本は終わりだと思う日もある…」とし、「先日、出先で体調を崩してしまった日」のことを振り返った。「途中、ベンチに座れる時は座らせてもらう。でも、先日はベンチが小さい時があって…若い子達が楽しそうにキャッキャ騒いでて」とベンチが埋まっていたそうで、「私、そのまま立ってたら気持ち悪くなって転んじゃうかもって…品がないけど床にしゃがみ込んだんだ。もうそれどころじゃなくて、周りの目とか関係なくて」という。

　「若い子達、気にする素振りなくキャッキャ。何なら、私の隣に『ダリィ～』って若い男子の休憩所が新たに開かれ」と明かし、「いや、別にね。私はまた若い、言うても。でも、これがお年寄りだったりしても一緒の対応なのかなぁと思うと悲しくなっちゃって。私だったら、例え自分が具合が悪くても絶対に席も譲るしお声掛けもする。救急車を呼ぶか、まずは交番かな」とつづった。

　「色んな事情で外出しなきゃいけない人は沢山いる。外出出来ている人が皆んな健康とは限らない。私自身心細かったし、本当は泣きたかった。伝わるかな、この気持ち…」と遠野。「とにかく、私は弱っている人には絶対に力を貸すよ。約束する。決して身勝手には生きない」と記していた。

　この投稿には「そんな事あるんですね！？」「困った時は皆で助け合い！ですよね」「都会・田舎関係なく、他人にも親切な人が増えると良いですね」など様々な声が寄せられている。

　遠野は１９９９年のＮＨＫ朝の連続テレビ小説「すずらん」でヒロインを演じ、脚光を浴びた。私生活では３度目の離婚を経験するなど波乱万丈。昨年９月いっぱいで事務所を退所し、フリーになったことを報告した。７日には元気な笑顔の自撮りをアップしていた。