【阪神】木浪聖也が自主トレ公開「野球から離れることはなかった」「他人のことを考える余裕はない」

キャッチボールを行う木浪聖也（カメラ・義村　治子）　

　阪神・木浪聖也内野手が９日、甲子園で自主トレを公開した。午前中から外部施設でトレーニングを行い、本拠地へ。ティー打撃やキャッチボールなどで再び汗を流した。年が変わっても「昨シーズンが終わってから、今年に向けてずっと動いてきたので、気持ちはあまり変わらない」と集中。「（昨季終了後に）野球から離れるということはなかった。けがをしない体づくりはもちろん、技術面でも、いつも以上に考えながらしっかりやっている」と覚悟を示した。

　自主トレのテーマは「姿勢」と説明。「骨盤であったり、そういうことをすごく意識して。今まで姿勢が悪くて、野球に影響があったのかなと思っていた。しっかり見直し、技術練習を」。ティー打撃も動きを止めながら、一球一球に時間をかけた。遊撃のレギュラー死守を誓い「やっぱり試合数は出たい。他人のことを考える余裕はない。とにかく自分のことを考えて、自分に勝つ。最後は笑って終えられるように、そこに自分がいられるように」と意気込んだ。