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大橋秀行会長「2025年は井上尚弥に大きな指令が出る。みんなが望むビッグマッチは来年かも」神奈川県警の一日通信指令官務める

スポーツ報知 / 2025年1月9日 16時52分

神奈川県警の一日通信指令官を務めた大橋秀行会長 (カメラ・堺 恒志)

 プロボクシングのスーパーバンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥らが所属する大橋ジムの大橋秀行会長が9日、神奈川県警の一日通信指令官を務めた。

 24日に東京・有明アリーナでIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)との防衛戦を控える井上について、大橋一日指令官は「2025年は井上尚弥に大きな指令が出ると思います。(具体的には)それはまだ言えません」と年内のビッグマッチ実現を予告した。

 井上とともにパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)に名を連ねるWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)との対戦も期待される中、具体名は挙げなかったものの「みんなが望むビッグマッチは来年かもしれませんが」と話し、「とにかく、井上に関してはビッグマッチ続きと言わさせていただきます」と続けた。

 この日は警察官の制服に「初めて」袖を通し「似合うなと思います。一回着てみたかったので、思えば夢はかなうんだなという一日でした」と笑顔。110番通報を受けるシミュレーションも行い「110番です。事件ですか? 事故ですか?」と対応。通信指令室の仕事を目の当たりにし、「神奈川県全域からひっきりなしにかかってくる通報に、少人数で対応されていてびっくりした。間違い電話や110番にそぐわない電話はしてはいけないと改めて実感した」と話した。

 その後は「110番の日」イベントでトークショーを行った。現役時代に所属していたヨネクラジムの故・米倉健司会長の教えを、大橋ジムでも「そのままマネしている」と明かし、「ヨネクラジムは5人の世界王者が出ているので、5人を超える(大橋ジムも5人)のが目標。これから50年、100年、強いチャンピオンが出てくるのは間違いない」とさらなる世界王者誕生を誓った。

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