脚本家の滝大作さん死去 ９１歳

　日本脚本家連盟が９日までに公式サイトを更新し、連盟員で脚本家の滝大作さんが、２０２４年１０月３１日に亡くなったことを発表した。９１歳だった。

　公式サイトでは「連盟員の滝大作氏が２０２４年１０月３１日にご逝去されました。９１歳でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と訃報を伝えた。

　滝さんは１９３３年東京生まれ。早稲田大学を中退するも、５９年にＮＨＫに入社した。芸能局ディレクターとして「お笑いオンステージ」「紅白歌合戦」などを演出した。

　「コント５５号」のギャグ作りにも参加し、赤塚不二夫さん、タモリ、高平哲郎と「面白グループ」を結成するなどした。８４年にＮＨＫを退社し、民放各局のバラエティー番組の構成をはじめ、舞台の脚本や演出などで活躍した。