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J1柏がリカルド・ロドリゲス新監督のもと始動「明確な攻撃的なプレイスタイルへの変化と改革」

スポーツ報知 / 2025年1月9日 18時38分

9日の始動日の練習中に指示を送るリカルド・ロドリゲス監督(カメラ・浅岡諒祐)

 J1柏は9日、柏市内で2025年シーズンを始動した。練習では対人の練習やポゼッションの確認など、初日から強度の高いメニューを1時間ほど実施した。

 今季は新監督としてリカルド・ロドリゲス氏が就任。22年に浦和の監督を退任して以降、3季ぶりの日本での指揮となる。初日からリアクションを大きく取りながら指示を送り、練習後も複数の選手と1対1で声をかけていたロドリゲス監督は「日本を離れた後、どこかのタイミングでまた日本に戻って指揮を取りたいとずっと思っていた。柏レイソルで指揮を執れることを本当に嬉しく思っています。情熱的なサポーターとともに共に戦い、多くの勝利を、そして多くの喜びを皆さんと分かち合えることを期待しています」と笑顔で抱負を語った。

 柏とは19年のJ2徳島の監督時と21~22年の浦和の監督時に計8度対戦。徳島時には2敗、浦和では3勝2分け1敗だった。J1とJ2でそれぞれ対戦し、「多くのポテンシャルを秘めたクラブという印象は強く残っています」と明かすと「レイソルが素晴らしい、偉大なクラブであるということは日本での経験の中で知っていた。(新監督就任は)すぐに決断に至りました」とオファーを受けた理由の1つであることを説明した。

 オフには昨季9得点のMFマテウスサビオが浦和へ移籍。そしてこの日には日本代表DF関根大輝の海外への移籍を前提として離脱も発表された。しかし新潟から元日本代表GK小島亨介、湘南から同DF杉岡大暉という実力者に加えて、かつてロドリゲス監督と共闘したMF小泉佳穂とMF渡井理己らが新たに加入。さらには複数クラブの間で争奪戦となっていたFW細谷真大とDF古賀太陽という攻守の柱も残留した。新指揮官も「去年までプレーしていた選手、そして新しく獲得した選手も含め、我々が目指すプレースタイルに適した選手をうまく編成してくれた」と満足そうな表情を浮かべた。

 今季のテーマとしては「攻撃的な主導権を握るサッカー」を掲げる。柏は昨季カウンターで攻めるスタイルを志向するもリーグワースト2位の得点数(39点)と伸び悩み、残留争いに加わった。徳島時代には3バックと4バックを使い分けるなど、組織的な攻撃スタイルを得意とする新指揮官は「明確な攻撃的なプレイスタイルへの変化と改革をしっかりと目指していきたい」とキッパリ。「選手たちのモチベーションを高く維持することが重要になってきます。明確なスタイルと共に勝利を目指していきたい」。新生・柏の挑戦がまた始まった。

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