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【広島】堂林翔太が9年連続9度目の護摩行 「まずは自分のことを」再起へ“自己チュー”宣言

スポーツ報知 / 2025年1月10日 5時0分

恒例の護摩行3日間の初日に臨んだ広島の(中央左から)会沢翼、堂林翔太、中村奨成

 広島の堂林翔太内野手(33)が9日、鹿児島市の最福寺で9年連続9度目となる新春恒例の護摩行に取り組んだ。選手会長に就任した昨季は開幕4番を務めながら、シーズン1本塁打。不振で2軍降格も味わった。「今年は周りを見る前に、まずは自分のことをしっかり。それができれば、自然と周りにも目がいく」と“自己チュー”になって再起を目指す。

 大声で真言を唱えながら約90分、1600枚の護摩木で燃え上がる炎と格闘した。「年が変わったけど、昨年の悔しさを持ちながら。昨年は(会長としても選手としても)中途半端だった」と、顔を真っ赤にしながら自身の未熟さと向き合った。

 今季は新外国人のモンテロ、ファビアンが同じ右打者で、一塁、外野手とポジションも重なる。だが、ライバルを気にしても仕方ない。「自分の人生。やりたいことをやっていきたい」。自分を信じ、選んだ道を突き進む。(畑中 祐司)

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