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J2北海道コンサドーレ札幌 J1復帰へ 中心を担うのはMF青木亮太…沖縄キャンプ紅白戦でトップ下

スポーツ報知 / 2025年1月10日 6時0分

浮き球のパスを出す札幌のMF青木(手前左)。要としてチームを引っ張る(カメラ・砂田 秀人)

 J2北海道コンサドーレ札幌MF青木亮太(28)が、1年でのJ1復帰へ旗頭となる。昨オフ、J1など複数クラブからオファーが届いたが、岩政大樹新監督(42)の連動性あるスタイルにひかれ、残留。沖縄キャンプ2日目の9日、チームは金武町で2部練習を実施し、午前に行われた紅白戦ではトップ下に入った。指揮官が目指すサッカーでは肝となるポジションでチームをけん引。南国の地で“岩政スタイル”への順応を図る。

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 名実ともにチームの中心として青木が札幌をJ1復帰へ導く。今キャンプ初となるハーフコートで行った紅白戦。岩政監督のサッカーで攻撃の中核をなすトップ下を託された。「攻撃のところでより結果を求められる。いいポジショニングを取っていけば、いい形はつくれると思う。青木のチームだなと見えるようになれるよう、頑張りたい」。要としての自覚を胸に、攻撃を活性化させる自信を見せた。

 昨季まで7年間指揮したミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の下では、1トップ2シャドーのシャドーや、ウィングバックで起用されてきた。トップ下に変わり、「あの位置にボールが来れば、自分のいい形のスタイルは出せる。ゴール近くでプレーしたいなと思うので、なるべく下がらないように」とイメージする。2022年は8点、昨季は6点でチーム得点王となった。主戦場が中央になる今季、さらなるゴール増が期待される。

 高い技術を生かし、独特の発想力から攻撃を組み立てられるのが大きな強みだ。その特性が存分に発揮できると判断し、進む道を選択した。昨オフ、複数クラブからオファーが届いた。「もちろんJ1でやりたいという考えはあった」。その思いを抱く中、岩政監督と面談。「話をして、サッカーが面白そうだなと。僕は面白いサッカーがしたい。それをしてみたいなと思ったのは、残った理由の1つ」と札幌残留を決めた。

 新指揮官の目指す方向性に誰よりも理解を示す。「監督のサッカーは連動性があり、前に行ったり抜ける動きがある。スタイルがあるというのは僕的にはサッカーをやる上で大事。そこで自分のプレーを生かしたい」。沖縄では新しい形を体に染み込ませる作業に集中していく。「今は監督のサッカーを入れているところ。まだ考えすぎて動いてる面もあるが、なじんできたら、より自分の描いているものを出せると思う」。青木の頭と体がフィットしていけば、札幌の組織力は一気に跳ね上がる。(砂田 秀人)

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  昨年8月に札幌に加入したガーナ人FWキングロード・サフォが9日、23歳の誕生日を迎えた。仲間からの祝福に笑顔を見せながら「ここから成長していくのが一番の目標」と決意を示した。

 178センチ、84キロの屈強な体ながらスピードもあり、将来性を期待されて入団。しかし、昨季は公式戦の出場機会がなかった。「みんなからは自分の特長を生かしていけば、必ず成功できると言われている」。周囲のゲキを受けながら、沖縄キャンプでは右ウィングバックで奮闘中だ。「小さい頃からずっとやってきた位置。自分の中で一番合っている」。得意とする位置で存在感を示し、まずは日本デビューを目指す。

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