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【日本ハム】伏見寅威が東海大の先輩、菅野を刺激にキャリアハイ狙う「絶対に今までで一番いい成績を」

スポーツ報知 / 2025年1月10日 6時0分

昨年6月の交流戦で東海大の先輩である菅野(左)と談笑する伏見

 日本ハム・伏見寅威捕手(34)が9日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを公開。“朝活修行”で全部門でのキャリアハイを狙うと誓った。今オフは「一種の修行」と午前7時にグラウンドに到着できるスケジュールで練習。東海大時代の先輩で今季からオリオールズに移籍する菅野智之投手(35)の存在も刺激に「絶対に今までで一番いい成績を」とチーム野手最年長として日本一へ導く覚悟を示した。

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 寒風が吹く、鎌ケ谷の早朝に伏見はランニングを開始した。「一種の修行だと思って」と朝6時に起床し、早朝から練習をスタート。「朝早いとみんなしんどいけど、そこも気持ち的に鍛えるために」と“朝活修行”の理由を説明。引退した先輩たちからも「年々、体が動きづらくなる。休むと戻るまでに時間がかかる」と助言を受け、34歳はオフも動き続けている。

 東海大時代の先輩である菅野から大きな刺激を受けた。オリオールズ移籍が決まった際には「僕自身すごいうれしかった」。メッセージを送ると「本当にありがとう。もう一花咲かせるよ」と返信があったことを明かした。1年秋から5季コンビを組み、同部屋の時期もあった尊敬する先輩に負けてはいられない。

 昨季は出場62試合ながら巧みなリードと得点圏打率3割4分9厘の勝負強い打撃で存在感を発揮。今季は3年契約の3年目で「勝負のシーズン。絶対に今までで一番いい成績を収めて優勝を目指す」と宣言した。新年のおみくじは北海道神宮で大吉を引き当てた。本人は「数字の目標はない」と口にはしなかったが、21年の91が最高である試合出場数など、すべての面でキャリアハイを目指す。(川上 晴輝)

 〇…ドラフト2位・藤田琉生投手(18)=東海大相模=がプロの世界でも“藤田流”を貫くと誓った。千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレに参加。将来性あふれる198センチの大型左腕は、日頃から他選手のプレー動画を見ない。「投球フォーム含めマネはしない。自分がやりたいようにやる」とキッパリ。寮では同期の大学生組と積極交流しており「自分は大学に行っていない。自分の知らない世界を知っている方。新しい発見が楽しみで」と貪欲だ。

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