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落語家・桂二葉が「深夜寄席」をPR 映画のレイトショーのように「若い人に気軽に来ていただきたい」

スポーツ報知 / 2025年1月10日 13時8分

大阪・天満天神繁昌亭で、自らデザイナーに発注した「深夜寄席」のポスターを指さし、公演をPRした桂二葉

 上方落語家の桂二葉が10日、大阪市北区の定席「天満天神繁昌亭」で、自身がプロデュースする同所での興行「深夜寄席」(毎月最終金曜・後9時45分~11時)の製作会見を行った。

 繁昌亭では同時間帯に上方落語協会の主催で毎月第2・4金曜日に「乙夜(いつや)寄席」を開催していたが、コロナ禍だった2020年に中止になり、以降、復活しなかった。「ちょっとずつお客さんも増えてきて、若手も楽しみにしていたので残念」という二葉は「おこがましいですが、誰かが動かないといけない」と再開へ自らプロデュースを買って出た。

 前売り・当日券とも1500円(全席指定)で、初回の今月31日の前売りは完売したが、まずは6月まで毎月、二葉を含め4人の落語家が出演する。基本的に芸歴約14年の二葉よりも若手が中心になるという。「『俺も手伝う』という先輩には、丁重にお断りしました。オッサンがおっても…活気がある方がいい」と報道陣を笑わせた。

 映画のレイトショーを例えに挙げた二葉は「落語が見たくても、なかなか行けないという若い人に気軽に来ていただきたい。『カッコええもん知った』という感じで広まれば。5年、10年と続く会にして、うまく行けば(上方落語)協会にお渡ししたい」。まずは「深夜寄席」を軌道に乗せるのが目標だ。

 そのけん引役となる二葉は21年の「NHK新人落語大賞」を女性として初受賞して以来、23年5月からABCテレビの長寿番組「探偵!ナイトスクープ」の探偵を担当するなど大忙し。今年の目標は「週休2日」と言いながらも「寄席の面白さを広めたい。タータンチェックの柄って、いつも見てもいいじゃないですか。はやり廃りがない。ああいう落語家でいたい」と気負いなく語った。

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