【西武】195センチ115キロの規格外ドラ4ルーキー ダイエット中なのに…ご飯、チャーハン、そばもペロリ
スポーツ報知 / 2025年1月12日 5時30分
西武のドラフト4位・林冠臣(リン・クァンチェン)外野手(22)=日本経大=が11日、埼玉・所沢市のカーミニークで行われた新人合同自主トレ初日に参加し、規格外ボディーと豪打を武器に「開幕スタメンを勝ち取りたい。全力で頑張ります」と野望を掲げた。
身長195センチ、そして現在の体重は自称115キロという台湾出身の超大型スラッガー。今季の新入団選手のプロフィルでは広島のドラフト5位右腕・菊地ハルンが2メートルで最長身だが、野手ではNO1の身長。体重も野手最重量だ。
昨年10月のドラフト時の体重は105キロだが、一時は117キロまで増量。節制を行い現在は115キロまで減らしたが、10日の夕食では「ご飯500グラムとキムチチャーハン500グラム、そば1・5玉」に加え、鶏肉のゆず味噌漬け焼きや、あじの青のりピカタなどのおかずも平らげたと言うから驚き。これでも真剣にダイエット中だと言うからさらにビックリだ。「寮のごはんがおいしすぎて食べてしまう」と悩みを明かす。
西口監督は今季のチーム構想の中で「外野はレギュラーが決まっていない」と強調。「(渡部聖と林)2人とも打てると思うし、楽しみ。チャンスはある」と新人の開幕スタメンの可能性も否定しない。室内練習場で行われた打撃練習では、立花打撃コーチや小関2軍監督らが見守る前で破裂音のような打球音を響かせ、力強い打球を連発。持ち前の長打力をアピールした。球団の新人外野手の開幕スタメンとなれば、13年の金子侑司以来。「自分の持ち味であるパワーを生かしたい」。昨季貧打にあえいだ西武の救世主になる。(大中 彩未)
◆林冠臣(リン・クァンチェン)
▽生まれとサイズ 2002年12月30日、台湾生まれ。22歳。195センチ、115キロ。右投右打。
▽球歴 台湾・光明中2年で野球を始め、高校から来日
▽来日後 日南学園では甲子園出場なし。日本経大では4年春のリーグ戦で12試合に出場して4本塁打、打率4割2分9厘。秋季リーグ戦は10試合で打率4割3分2厘
▽名前の由来 クァンは優勝、チェンはリーダーシップを意味する
▽好きな日本語 「最高です」
▽好きな食べ物 辛麺(宮崎県発祥のご当地ラーメン)
▽俊足 重量感のあるボディーだが50メートル6秒0
▽趣味 ゲーム
▽特技 バスケットボール
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