女子サッカーで“無双”の藤枝順心、史上初３連覇達成 ６試合で３９得点０失点！夏冬では全国５連覇

◆サッカー　◇全日本高校女子選手権　最終日　▽決勝　藤枝順心５－０神村学園（１２日、兵庫・ノエビアスタジアム神戸）

　藤枝順心（静岡２位）は、決勝で神村学園（鹿児島）を５―０で下し、大会初の３連覇で８度目の優勝を飾った。前半４分にＦＷ藤原凛音（３年）が先取点を決めると、前半のうちに２得点を追加。後半は立ち上がりのピンチを防いで２点を挙げ、過去３度の全国Ｖを誇る神村学園を封じた。

　「絶対王者」を掲げた今年度のチーム。県大会決勝で常葉大橘に敗れたが、今大会は近江兄弟社（滋賀）との初戦で１７ゴールをたたき込むと、６試合の合計が３９得点、無失点という強さを見せつけ、頂点まで駆け上がった。昨夏の高校総体では連覇を飾っており、夏と冬で全国５大会での日本一となった。

◆藤枝順心の今大会成績

１回戦　１７－０　近江兄弟社（滋賀）

２回戦　８－０　鳥取城北（鳥取）

３回戦　３－０　大阪学芸（大阪）

準々決勝　４－０　佐久長聖（長野）

準決勝　２－０　大商学園（大阪）

決勝　５―０　神村学園（鹿児島）