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J2札幌の闘将・大崎玲央「1年間モチベーションを保ち続けないといけない」若いチームを鼓舞

スポーツ報知 / 2025年1月13日 6時20分

ドリブルで前に出るJ2札幌DF大崎玲央(右)

 J2北海道コンサドーレ札幌のDF大崎玲央(33)が12日、チームを戦う集団にするために全力を尽くすことを誓った。金武町での沖縄キャンプは第2クールに突入。昨年6月に加入し、主にボランチを務めたが、今季は3バックの中央を託されている。岩政大樹監督(42)が指揮官となり、全32選手による定位置争いは激化。「このモチベーションを1年間、保ち続けないといけない」と一過性では意味がないと強調。札幌の“新・闘将”がゲキを飛ばし続け、若いチームを鼓舞していく。

 沖縄キャンプ5日目の12日、グラウンドに大崎の大声が何度も響き渡った。仲間を動かしながらけん引するDFリーダーは「一番後ろだからこそ見えることがあるので。自分が見えているものは全部、選手に伝えられるようにと」。経験を余すところなく注入し、全体を統率していく。

 目指す1年でのJ1復帰へ、懸ける思いが行動に表れている。「新しいスタッフになり、選手も非常に高いモチベーションでやれているのはすごくいいこと」。雰囲気の良さを感じつつも「みんなJ2優勝する気でやってると思うが、1年間、同じ気持ちでいるのが大事。キャンプだからとか開幕前だからとかじゃなく、このモチベーションをずっと保たなきゃいけない」と強調した。高い意識を継続させることがシーズンを勝ち抜くために必要なこと。その礎づくりへ、闘志を切らすことなく押し出していく。

 昨年は海外クラブと契約するも、2月に契約解除。厳しい状況の中、6月に札幌に加入すると、J2降格とはなったが、主にボランチでチームを支えた。今季は1月からチームの一員として体を動かせたことで「状態はいいし、キャンプを頭からできるのは去年に比べてポジティブなところ」と順調に歩を進めている。チーム内での存在感も日に日に大きくなっている。

 岩政新監督とは頻繁に話し合い、戦術のすり合わせにも余念がない。「1対1で負けず、チームで守るところはしっかり守る。それができれば簡単に負けることはない。自分たちのすべきことを、地に足を着けてやっていけば、おのずといい結果が見えると思う」。自身7年ぶりJ2舞台での最良の結果を信じ、後方で体を張っていく。(砂田 秀人)

 〇…13日に全国高校サッカー選手権の決勝に臨む2校へ、札幌所属のOBがエールを送った。17年ぶり2度目の優勝を目指す流通経大柏出身のMF青木亮太(28)は「(現監督の)榎本さんは僕らの時のコーチ。しばらく勝ってないので、頑張って優勝してほしい」と声を大にした。対する前橋育英出身のMF近藤友喜(23)は「僕の時は最高でベスト16。国立でやれるのがうらやましい」。ほほ笑みながら「前回優勝した7年前も相手は流経だったので」と再現を願った。

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