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ドミニカ共和国の野球指導者がMLBに“朗希ルール”を要望「16歳の子供たちとの競合に問題」…朗希争奪戦で中南米有望株の契約に影響か

スポーツ報知 / 2025年1月13日 10時22分

佐々木朗希

 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手の争奪戦の影響を受け、ドミニカ共和国メディア「Z101デジタル」のヘクター・ゴメス氏が12日(日本時間13日)、ドミニカ共和国の野球指導者たちが米大リーグ機構(MLB)に対し、各球団が海外FA選手との契約に使える金額の枠「国際ボーナスプール」の対象から「佐々木朗希投手のようなプロ選手」を除外することを要望していると伝えた。

 同氏は自身のX(旧ツイッター)にて、同メディアの記事を引用し、「ドミニカの野球指導者は、佐々木朗希のようなプロ選手の雇用がドミニカ共和国や他のラテン諸国の有望選手の契約に影響を与えないように、MLBが海外アマチュア選手の予算から佐々木朗希投手のようなプロ選手を除外することを提案している」と投稿した。

 同メディアによれば、国際独立野球協会(AIBI)の申し出が書簡を通じて行われたといい、「AIBIの書簡は、自国で最高のプロレベルにいる経験豊かな選手が、(中南米の)最も基本的なレベルの新人からプロとしてのキャリアをスタートさせようとする16歳の子供たちと直接競合している点に問題がある」と主張した。

 メジャーでは海外選手の青田買いを防ぐため、25歳未満の海外選手を獲得する場合、各球団ごとに割り当てられた「国際ボーナスプール」内に予算が制限される。国際アマチュアFAとの契約最低年齢は16歳。中南米の若手有望株選手には、契約の数年前となる13、14歳頃から接触し、“口約束”がなされるケースが大半。同年分の「国際ボーナスプール」が適用される1月15日の契約開始と同時に発表されるのが通例だが、今オフは佐々木獲得を目指す球団が予算確保のために、中南米の若手有望株選手との契約を先延ばしにされるケースが報じられていた。

 11日(同12日)には、全米野球記者協会所属のF・ロメロ記者が自身のXで「ドミニカ共和国の遊撃手、D・モレルはパイレーツと約170万ドル(約2億7000万円)で契約する見込みだ。モレルはドジャースと契約する予定だったが、市場に戻ってパイレーツに向かうことになった。佐々木朗希の決断が1月20日(同21日)前後と予想されることから、MLB各球団は国際契約を調整している。一部の球団は約束した選手に他の機会を探らせているが、各球団が契約を破棄することはないと言っていいだろう」と伝えていた。

 佐々木を巡っては20球団が獲得意思を示す争奪戦に。契約は日本時間15日の午後11時から可能となり、期限は同24日の午前7時までとなっている。

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