内島萌夏 マッチポイント１本を跳ね返し、全豪初勝利 錦織に続き日本勢連日の逆転劇 全豪オープン

サーブを放つ内島（カメラ・吉松　忠弘）

◆テニス　▽全豪オープン　第２日（１３日、オーストラリア・メルボルン）

　【メルボルン１３日＝吉松忠弘】世界ランキング６３位の内島萌夏（安藤証券）が全豪初勝利を逆転で飾った。同４０位のマグダ・リネッテ（ポーランド）に４－６、６－２、７－６のフルセットで逆転した。内島は最終セット３－５で、相手にマッチポイントがあったが、それを跳ね返し、勝利に結びつけた。

　最終セットの１０点先取のタイブレイクは、息詰まる展開となった。お互いにサーブに決め手を欠き、大事なポイントでダブルフォルトが生まれた。それでも、内島は２度目のマッチポイントで、フォアのボレーを決めると、両手を突き上げた。

　対戦相手のリネッテには、過去対戦成績が３戦全敗。この日も第１セットを落とし、第２セットは奪ったが、最終セットは３－５とリードを奪われた。しかし、そこから５オールに追いつき、逆転勝利に結びつけた。