王将戦第１局２日目の勝負めし 逆転かける藤井聡太王将はカツカレー、永瀬拓矢九段は２日連続ハンバーグ

藤井王将のカツカレーの昼食と永瀬拓矢九段の「チーズイン煮込みハンバーグ」（右・日本将棋連盟提供）

　静岡県掛川市の「掛川城　二の丸茶室」で１３日に指されている将棋・第７４期王将戦七番勝負第１局２日目は午後０時３０分、昼食休憩に入った。午後１時３０分に再開される。

　Ｖ４を目指す藤井聡太王将＝竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖＝の選んだ勝負めしは「掛川牛もも肉のカツカレー」。飲み物は「アイスティー」。

　一方、藤井とは初の２日制の番勝負に臨んだ挑戦者・永瀬拓矢九段は「チーズイン煮込みハンバーグ」。前日に続き２日連続となった。ドリンクは「アイスコーヒー」。「格別においしいので、堪能し尽くしたい」と宣言していたフレッシュジュースは、この日、まだ注文していない。

　昼食突入時で５５手。前日に先手・永瀬が封じた４７手目は▲７七桂。先に銀を交わし、左右の桂を盤中央に進めるなどリードを広げる。一方、藤井は時折苦しそうな表情を浮かべ、５４手目では本対局最長となる１時間３０分の長考。持ち時間（各８時間）の残りは永瀬３時間１０分、藤井１時間４６分で、１時間半近くの差がある。