【高校サッカー】１７大会ぶり優勝へ流通経大柏が前半１２分に先制…Ｊ２富山内定のＭＦ亀田歩夢が得点ランク２位タイ４点目

前半１２分、先制のゴールを決める流通経大柏・亀田歩夢（右から二人目）（カメラ・中島　傑）

◆第１０３回全国高校サッカー選手権▽決勝　前橋育英（群馬）―流通経大柏（千葉）（１３日・国立競技場）

　７大会ぶり２度目の制覇を狙う前橋育英（群馬）と、１７大会ぶり２度目の頂点に挑む流通経大柏（千葉）が決勝戦で対戦した。

　ともに高校サッカー最高峰リーグのプレミアリーグＥＡＳＴに所属し、今季のプレミアリーグＥＡＳＴでは１勝１敗（両試合とも２―０）と全くの互角。前橋育英が初優勝を飾った２０１７年度決勝と同カードの一戦で決着をつける一戦で、先制したのは流通経大柏だった。

　試合開始から激しいプレスで主導権を握ると、前半１２分に中盤でのボール奪取から、ゴール前でパスを受けたＪ２富山内定のＭＦ亀田歩夢（３年）が、前橋育英守備陣を２人かわして、右足シュートをゴール左へ決めて１―０とした。

　亀田は今大会４点目となり、得点ランキング２位タイに浮上。５得点で今大会トップの堀越・三鴨奏太（２年）にあと１点に迫った。