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【高校サッカー】前橋育英―流通経大柏、強豪対決の決勝は1―1で延長戦へ

スポーツ報知 / 2025年1月13日 16時0分

前半、競り合う前橋育英イレブンと流通経大柏イレブン(カメラ・中島 傑)

◆第103回全国高校サッカー選手権▽決勝 前橋育英(群馬)1―1流通経大柏(千葉)(13日・国立競技場)

 7大会ぶり2度目の制覇を狙う前橋育英(群馬)と、17大会ぶり2度目の頂点に挑む流通経大柏(千葉)が決勝戦で対戦し、90分を終えて1―1で延長戦に突入した。

 ともに高校サッカー最高峰リーグのプレミアリーグEASTに所属し、今季のプレミアリーグEASTでは1勝1敗(両試合とも2―0)と全くの互角。前橋育英が初優勝を飾った2017年度決勝と同カードで決着をつける一戦は、前半からハイレベルな攻防が繰り広げられた。

 先制したのは流通経大柏。試合開始から激しいプレスで主導権を握ると、前半12分に中盤でのボール奪取から、ゴール前でパスを受けたJ2富山内定のMF亀田歩夢(3年)が、前橋育英守備陣を2人かわして、右足シュートをゴール左へ決めて1―0とした。

 それでも、前橋育英はこの直後に連続セットプレーからチャンスを作るなどゴール前に迫っていくと、前半31分に右サイドのゴールライン付近でMF黒沢佑晟(3年)が鮮やかなターンからゴール前にクロスを上げ、MF柴野快仁(2年)が頭で合わせて同点に追いついた。

 後半に最初のチャンスを迎えたのは、流通経大柏だった。後半11分。ゴール正面でFW粕谷悠(3年)がフリーでシュートを放つも、前橋育英のGK藤原優希(3年)が好セーブを披露した。

 前橋育英は準決勝で得点を決めたドリブラーのMF白井誠也(2年)を起用し、流通経大柏は同18分に3枚交代でお互いに勝負に出る。しかし、流通経大柏は途中出場のMF和田哲平(3年)が後半26分に負傷交代、前橋育英もFW佐藤耕太が負傷でベンチに退くなど、互いにアクシデントに見舞われる展開となり、決定的なチャンスを作ることが出来ず、1―1で延長戦に突入した。

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