1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】柔軟性は大谷級!ドラ2右腕が肩甲骨の周りを柔らかくする独自ルーチンの体操披露 

スポーツ報知 / 2025年1月14日 5時0分

キャッチボールを行う今朝丸裕喜(カメラ・中野 雄太)

 阪神のドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=が13日、兵庫・鳴尾浜の2軍施設で行われた新人合同自主トレに参加し、キャッチボール前に肩甲骨の可動域を広げる独自ルーチン「ケサマル体操」を披露した。ドジャース・大谷級の柔軟性を持つ最速151キロ右腕。そのポテンシャルを、阪神担当サブキャップの中野雄太記者が「見た」。

 今朝丸の「ケサマル体操」に目を奪われた。キャッチボールの前だった。グラブを芝の上に置くと、足を開いてしゃがみ込んだ。そして両手を腹に当てたまま、両肘を胸の前までググッと曲げてきた。聞けば、父・裕さんから教わったエクササイズで「肩甲骨の周りを柔らかく、可動域をつけてからキャッチボールに移る」と中学時代から続けるルーチンだという。本来なら補助役がつくそうだ。

 ドジャース・大谷が同じような動作で、肩甲骨の可動域の広さを表現するのが有名だが、世代屈指の18歳右腕も「できます」と全く同じ動きができる。新人合同自主トレを担当する仲野トレーナーは「可動域制限のない、柔軟性を持っている選手。才木も柔らかかった」と昨季13勝を挙げたエースの新人時代と重ねた。

 この日、鳴尾浜を激励訪問した阪神の前OB会長・川藤氏は「あいつ(今朝丸の体)見たら(藤川)球児の1年目を思い出すわ。球児には『なんや鉛筆の芯は!』って言うとったんや」と回顧した。藤川監督は183センチ、73キロで入団し、20年の引退時には185センチ、90キロとサイズアップ。今朝丸も身長187センチ、体重77キロとまだ線は細いが、毎晩丼1杯半の白米を食べるなど奮闘中だ。食事とトレーニングで屈強な肉体をつくり上げれば、持ち味の直球が“火の玉”に近づくはずだ。

 藤川監督は「『急がば回れ』という言葉もある。3年、5年(かけて)」と大切に育成する方針を示している。「200勝投手を目指して息の長い選手になりたい」と言う今朝丸には一流選手との共通点が多数ある。可能性は、無限大だ。(阪神担当・中野 雄太)

 〇…巨人から現役ドラフトで加入した畠が兵庫・鳴尾浜で汗を流し、視察に訪れた前OB会長の川藤氏の激励を受けた。「楽しみにしているよ、と。すごい期待をしていただけたので、何とか応えられるように」。今オフの自主トレでは打撃練習を積極的に取り入れ「去年とか平均球速が先発の時より落ちていたので、やっていなかったことをやっていたら(球速が)戻るかな」と持論を展開。感性が独特な“畠流”で初年度からフル回転する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください