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「ドーナツ・ピーナツ」に上方漫才協会大賞 師匠の会長・中田カウス「見えない力が働いたのかな?」とジョークで祝福

スポーツ報知 / 2025年1月13日 21時3分

大阪・なんばグランド花月で開催された「第10回上方漫才協会大賞」授賞式で、大賞に輝いた「ドーナツ・ピーナツ」のドーナツ(右)とピーナツ(カメラ・筒井政也)

 吉本興業の東西の若手芸人を対象にした「第10回上方漫才協会大賞」の各賞が13日、大阪・なんばグランド花月で発表され、漫才コンビ「ドーナツ・ピーナツ」が大賞を受賞した。

 大賞は候補芸人46組から最終ノミネート8組に絞られ、協会から選ばれた。通称「ドナピー」は2014年結成でともに北九州市出身。小柄なピーナツの独創的なボケに、ドーナツが鋭くツッコむ九州弁で応酬するスタイルで、22年には同協会大賞新人賞を受賞。3年でステップアップした。

 師匠は協会会長の中田カウスで「大穴やな。見えない力が働いたのかな? 芸名を『えこひいき』に変えます』」とジョークで祝福しながら「頑張った」と目を細めた。

 トロフィーを手にドーナツは「10回目の記念すべき日。重みがすごい」と恐縮。ピーナツは「激励の意味もあると思うので、恥じないように漫才を頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。

 また、2023、24年と「M―1グランプリ」を史上初めて連覇した「令和ロマン」は特別賞に選ばれた。昨年「M―1」2位に躍進した「バッテリィズ」は話題賞だった。

 また、NGKで大阪所属の「三遊間」「ぐろう」「ジョックロック」と、東京所属の「ナイチンゲールダンス」「金魚番長」「家族チャーハン」の計6組が当日のネタバトルで争った新人賞は、昨年初のM―1のファイナリストになった「ジョックロック」が栄冠をつかんだ。

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