久保建英、圧巻の２５年初ゴール…敵陣での単独突破から今季４点目でリーグ３戦ぶり勝利に導く

◆スペイン　ラ・リーガ第１９節　Ｒソシエダード１―０ビリャレアル（１３日）

　Ｒソシエダードの日本代表ＭＦ久保建英が、２５年初ゴールとなる今季４点目を決めて、チームをリーグ３戦ぶりの勝利に導いた。

　圧巻だった。０―０で迎えた後半６分。味方が自陣から敵陣のスペースに蹴ったクリアボールに久保が自陣から猛スピードで追いかけると、ハーフラインを超えたところで相手ＤＦと入れ替わりながら頭でボールを前に運ぶ。その後、ドリブルでエリア内に侵入すると、最後は股抜きでＤＦをかわし、滑り込みながら左足でゴール左へ押し込んだ。

　公式戦３戦ぶりの先発起用に応え、昨年１１月以来となる今季４点目をマークし、久保は大熱狂のスタンドに向けて、両手を広げて喜びを表した。

　試合後には試合のＭＶＰにも選出され、これで２２年夏にＲソシエダードに加入してから、リーグ戦でゴールすれば１８勝１分けの不敗神話も継続された。