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WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗が加藤勝信財務相を表敬訪問 2025年の目標は「ベルトを増やしたい」

スポーツ報知 / 2025年1月14日 13時40分

加藤勝信財務相を表敬訪問し、ポーズを見せる寺地拳四朗(右) (カメラ・堺 恒志)

 プロボクシングWBC世界フライ級(50・8キロ以下)王者・寺地拳四朗(BMB)が14日、加藤勝信財務大臣を表敬訪問した。

 練習拠点となっている三迫ジムの三迫貴志会長とともに財務省を訪れた寺地。「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」会長を務める加藤財務相にWBC世界フライ級王座獲得などを報告した。

 WBA&WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)に続いてWBC世界フライ級王座を獲得して世界2階級制覇を達成した寺地。WBCの緑のベルトを手にした加藤財務相は「ずっとチャンピオンでいるのはすごいですよね」と王者をたたえながら、減量や財務省にあるボクシング部についての話題に花を咲かせた。

 面会を終え、取材に応じた寺地は「(加藤財務相と会えて)うれしかったし、(財務省に)ボクシング部があると聞いてびっくりしたし、うれしかった。試合が終わったら練習したいなという話をしました」とニッコリ。今春にも予定される次戦についてはすでに実戦練習を行っており、この日午後もスパーリングを行う予定であることを明かした。「誰と対戦するかは関係なく、常にモチベーションを維持している。どんな相手が来ても勝てるように。今は縦の動きだけではなく、横の動きを意識している」という。

 6日で33歳になった寺地。「また年をとりました。なるべく若くいようと思うが、ケガは治りにくくなっている。そういうところは意識しないと」と気を引き締めた。2025年の目標を聞かれると「ベルトを増やせればいいなと思う。4団体統一が目標だが、4団体にしばられず、最悪、階級を上げてもいいかなとも思っている。ビッグマッチを優先したいなと思っている」と王座統一や世界3階級制覇に夢を広げた。

 「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」はボクシング界と国会議員が連携し、プロボクシングの振興と発展につとめると同時に、全国のボクシングジムが国民の健康増進や青少年の健全育成に寄与する地域機能を持つことに着目して2022年11月に設立された。

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