天童よしみ、約４０年ぶりのボウリングで「昭和」思い出し「ジーンとします」

新曲「昭和ごころ」のイベントで、ボウリングを楽しんだ天童よしみ

　演歌歌手の天童よしみが１４日、東京・赤羽橋のザ・プリンスパークタワーボウリングサロンで新曲「昭和ごころ」のリリース記念イベントを行った。

　昨年２月の「昭和かたぎ」に引き続いての「昭和」シリーズ。今年は昭和１００年であることにちなみ、昭和の大人気スポットだったボウリング場でイベントが行われた。ボウリングをプレーするのは「昭和５０年代以来」と実に４０年以上のブランクという天童。「緊張する…」と最初はぎこちない様子だったが、見事にスペアを決めガッツポーズを見せた。

　ボウリングの思い出について「昭和４０年代ですよね。私の父がマイボールを作っていて、いつも夕食を食べてから私と母を連れて私車に乗せて行ってくれた。それをすごく思いだしてジーンとします」。この日はボウリングレーンで歌唱も披露したが、駆け出し時代にもキャンペーンでボウリング場を回ったことがあるという。「『天童さん、日本一になれるよ』という声が上がったり。昭和のステキな思い出です」と懐かしんだ。

　昭和１００年のしめくくりとして、１１月２７日には東京・丸の内の東京国際フォーラムで１００曲を歌唱するコンサートを行う予定。「１００曲です。本当に、私自身が信じられない曲数なんですけど、しっかりと歌いたい」と思いを込めた。